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研究セミナー

2008年度 東海体育学セミナー開催案内 (12月6日開催)

08.10.27更新
「アダプテッド・スポーツの世界」

“アダプテッド・スポーツ”とは、個々人の身体状況に応じて、やりやすいように工夫された運動やスポーツのことを言います。ですから、障害のある人の特別なスポーツだけを指すものではありません。誰もがスポーツ参加できるように修正されたスポーツという意味を持っているのです。しかしながら、今回 “アダプテッド・スポーツ”という意味をより理解するには、そのコアとなる障害者スポーツのスポーツとしての認識や理解を深める事が必要だと考えます。戦後、障害者スポーツはリハビリテーションを主な目的として発展してきました。そして国内では長野パラリンピックを機に、障害者スポーツがスポーツであるという意識の変化が人々に見られ始めました。しかし現在から考えると、当時の報道は障害者スポーツ自体への理解が不十分であり、スポーツとしての面白さや奥深さまでは報道されませんでした。

あれから10年が経過した今日、障害者スポーツはリハビリテーションの域を超え、指導者、家族、研究者、医療従事者、車いすメーカーの社員や義肢装具士、ボランティアなど様々な人々が関わり、多くの人たちから注目されるようになってきました。障害者スポーツへの多様な関わり方やそれを取り巻く人々の交流も、このスポーツの大きな魅力のひとつであると言えるでしょう。

本シンポジウムでは、障害者スポーツの様々な現場に関わる方々のお話を通して、そのスポーツの多様な魅力に触れながら“アダプテッド・スポーツ”というスポーツの意味が持つ本質や今後の可能性について考え,広く皆様に理解していただく機会にしていただきたいと思います。

基調提案 タイトル

寺 田 恭 子 氏(名古屋短期大学)
アダプテッド・スポーツにスポットライトを!

シンポジスト タイトル

大 槻 洋 也 氏(中京女子大学)
パラリンピックスポーツとアスリート −これまでとこれから−

荒 賀 博 志 氏(名古屋市総合リハビリテーション事業団)
障害者の生きる力を育むスポーツ −スポーツセンターと地域の取り組みを中心に−

石 田 直 章 氏(名古屋芸術大学)
学生を巻き込んだ黎明期のJDPF(障害者パワーリフティング連盟)の発展への模索と活動

シンポジウムコーディネーター(司会)

寺 田 恭 子 氏

総合司会

花 井 忠 征

期 日

平成20年12月6日(土)

会 場

愛知工業大学 本山キャンパス
〒464-0807 名古屋市千種区東山通1-38-1
http://www.ait.ac.jp/sisetu/motoyama.html
※駐車場はありません.公共交通機関をご利用ください.

日 程
受 付 14:00
基調提案 14:30−14:45
シンポジウム 14:30−14:45(講師発表 各20分)
休  憩 15:45−15:55(10分)
シンポジウム(質疑応答含む) 15:55−16:30(35分)
懇 親 会 17:00-18:30(予定)

当セミナーは,アダプテッド・スポ−ツ科学専門分科会「地域活動支援助成」を受けて実施します.